身体を温める食べ物を使った料理で寒さ対策!簡単にできる工夫!

冬は防寒対策も有効ですが、食事で身体を温めることも大事。
身体を温めれば、免疫力が上がり、健康的な生活を送ることができます。

寒さ対策効果的身体を温める食べ物を使った料理簡単にできる工夫を紹介します。

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身体を温める食べ物は?

身体を温める食べ物と聞いて、どのような料理を思い浮かべるでしょうか?

鍋料理、お茶漬け…

一口食べただけで身体がポカポカする料理を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、実は、アツアツの料理、温かい料理が身体を温めるとは限らないんです。
身体を温めるどころか、逆に身体を冷やすおそれも。

身体を温める食べ物はどのように見分ければいいのでしょうか。

身体を温める食べ物には、次のような特徴があります。

冬が旬

寒さに耐えて育つ食べ物には、栄養素が豊富に含まれています。

発酵している

発酵食品に含まれる酵素には、新陳代謝を活性化させる働きがあります。

暖色系

温かみのあるオレンジ色や黄色。
見た目どおり、暖色系の食べ物は身体を温めてくれます。

根菜類

土の中で育つ根菜類には、栄養素が豊富に含まれています。

以上の特徴をふまえると、
納豆、キムチ、味噌、チーズ、ニンジン、カボチャ、玉ねぎ、じゃがいも
などが身体を温める代表的な食べ物です。

ただし、例外もあります。

白菜や大根は冬が旬の食べ物です。
また、トマトや柿は暖色系の食べ物です。

でも、白菜や大根、トマトや柿は身体を温めるどころか、逆に身体を冷やす食べ物。

というのも、水分が多く含まれているからです。

暑い夏はもちろん、寒い冬であっても水分を摂取しなければいけません。
ただ、水分を摂取し過ぎると、身体を冷やしてしまいます。

つまり、水分が少ない食べ物を選ぶことも大事なんです。

身体を温める食べ物を使った料理で寒さ対策!

体を温める食べ物を使ったオススメの料理は次の4つです。

筑前煮

ニンジン、ゴボウ、レンコンなど、根菜類をたっぷり使った筑前煮は身体を温める代表的な料理。
筑前煮に欠かせない椎茸には血管拡張作用、血行促進効果のあるナイアシンが含まれています。

ただし、筑前煮の具材であるこんにゃくやタケノコは身体を冷やしてしまうので、入れ過ぎには注意しましょう。

カレー

筑前煮同様、具材は根菜類が中心なうえに、ルーにはスパイスがたっぷり含まれています。

などのスパイスには、身体を温めることはもちろん、食欲を増進させる、胃腸を整えるなどの効果があります。

キムチ鍋

冬の食卓によく登場する鍋料理。
鍋料理には、水炊き、寄せ鍋、豆乳鍋など、様々な種類がありますが、キムチ鍋は定番ですよね。

鍋に入れる具材として、白菜や大根を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。

白菜や大根は身体を冷やす食べ物じゃないの?

と心配になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに、白菜や大根は水分が多く、身体を冷やす食べ物です。
でも、身体を温めてくれるキムチと一緒に鍋でグツグツと加熱すれば、白菜と大根が熱を含んで、身体を冷やさずにすみます。

グラタン

玉ネギやじゃがいもなど、身体を温める野菜をたっぷり使ったグラタン。

オーブンに入れる前に、発酵食品であるチーズをかけましょう。

グラタンで使う牛乳やバター、チーズにはカルシウムがたっぷり含まれています。

カルシウムには脳を落ち着かせる働きがあります。
ストレス冷えという言葉があるほど、ストレスと身体の冷えには大きな関係があります。

グラタンを食べて、身体の芯から、そして、脳から身体を温めましょう。

カレーやグラタンは子どもも大好きな料理。
食卓に積極的に取り入れたいですね。

簡単にできる工夫

身体を温める食べ物、料理を紹介しましたが、ひと手間加えるだけで身体を効果的に温めることができます。

おゆう
おゆう

私のオススメは料理に薬味を加えることです。

刻むだけ、パウダーをかけるだけなど、簡単に工夫できる薬味を紹介します。

ネギを加える

ネギに含まれるアリシンには、血行促進効果や殺菌作用があります。
そのため、身体を温めるだけでなく、ウイルスによる感染性の予防に期待ができます。

アリシンは長ネギや玉ネギの他、ニンニクやニラにも含まれています。

アリシンは熱に弱いので、生で食べるのがオススメです。
湯豆腐や温かいうどんに刻んだネギをかけるといいですね。

また、どうしても加熱して食べたい場合には、油を使って調理すればOK。
油が加えることで、アリシンが分解されにくくなります。

ショウガを加える

ショウガに含まれるジンゲロンやジンゲロール、ショウガオールには、血管を拡張する効果があります。

血管が拡張されると、血液がスムーズに循環するようになります。
つまり、血行を促進することができるんです。

ただし、ショウガを生で食べると、身体を冷やしてしまうので、加熱して食べましょう。
食べ物はもちろん、ショウガ湯などの飲み物で摂取することもできますよ。

ショウガは冷蔵保存で10日程もちます。
ショウガを10日間で使いきれないという方は日持ちする調味料を使いましょう。

唐辛子を加える

唐辛子に含まれるカプサイシンには、アリシン同様に血行促進効果があります。

熱に強いので、唐辛子は生で食べても、加熱して食べてもOK。
また、油に溶けやすいので、油分のあるスープに加えても美味しく食べられます。

唐辛子は日持ちしますが、使う度に切るのが面倒だという方は唐辛子パウダーを活用しましょう。

まとめ:身体を温める食べ物と薬味でポカポカ!

寒さ対策効果的身体を温める食べ物を使った料理簡単にできる工夫を紹介しました。

身体を温める食べ物の特徴は、
① 冬が旬
② 発酵している
③ 暖色系
④ 根菜類
の4つ。
スーパーに出かけたら、この4つの特徴を参考に食べ物を選びましょう。

ネギ、ショウガ、唐辛子などの薬味を加えると、身体を効果的に温めることができます。
料理を楽しみ、食事を味わって、寒い冬を乗り切りましょう。

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