梅雨に入り、雨の日が続くと、赤ちゃんがよくぐずるようになったなと感じたことはありませんか?
赤ちゃんがぐずると、お母さんやお父さんも大変ですよね。
梅雨に赤ちゃんがよくぐずる理由、快適な室温と湿度を保つポイントとオススメアイテムを紹介します。
梅雨は赤ちゃんがぐずる?
梅雨は気圧の変化が激しく、自律神経が乱れやすいです。
また、日照時間が少なく、セロトニンの分泌量が低下します。
その結果、睡眠不足に陥り、頭痛、疲労感といった症状を引き起こしてしまいます。
年齢に関係なく、梅雨は体調を崩しやすい季節なんです。
その他、赤ちゃんが梅雨によくぐずる特別な理由があります。
体温調節機能が未熟
梅雨は一日一日の寒暖差が激しく、また、同じ日であっても朝、昼、夜で気温差があります。
大人であれば、その日やその時の気温に合わせて、体温を自然に調節することができます。
☑ 気温が上がれば、体温も上がる
☑ 気温が下がれば、体温も下がる
ため、体温が頻繁に上下します。
気温差が大きければ大きいほど、赤ちゃんは体力を使うため、疲れやすくなります。
でも、紹介したように、梅雨はセロトニンの分泌量が低下するため、睡眠が不足しがち。
疲れた身体を十分に休ませることができず、よくぐずってしまいます。
汗をかきやすい
私達の身体には、汗を出す汗腺があります。
大人の身体には200万個から250万個もの汗腺があるといわれていますが、なんと、赤ちゃんの身体にも同じ数の汗腺があります。
身体の大きさが全く違うのに、汗腺の数が同じだなんて不思議ですよね。
湿度が低ければ、水分が蒸発しやすく、汗をかいても不快に感じないかもしれません。
でも、湿度の高い梅雨は水分が蒸発しにくく、汗をかくと不快に感じるため、よくぐずってしまいます。
快適な室温と湿度を保つポイントとオススメアイテム
① 体温調節機能が未熟
② 汗をかきやすい
という2つの理由から、梅雨は赤ちゃんがぐずりやすいと紹介しました。
つまり、赤ちゃんにとって、快適な室温と湿度を保てば、ぐずりは軽減できるんです。
では、赤ちゃんにとって、快適な室温と湿度とはどのような環境なのでしょうか。
赤ちゃんにとって快適な室温
赤ちゃんにとって快適な室温は26度から28度といわれています。
もちろん、この快適な室温は季節によって異なります。
また、お出かけする、しないといったその日の予定によっても異なります。
外気温と室温の差が激しいと、体温調節機能が未熟な赤ちゃんの身体に負担がかかってしまいます。
26度から28度を目安に、その日の気温や予定に合わせて調整するようにしましょう。
また、大人と赤ちゃんの体感温度も異なるため、
① 大人は暑いけど、赤ちゃんは寒い
② 赤ちゃんは暑いけど、大人は寒い
といった差が生じます。
このような場合には、エアコンだけで解決しようとせず、
① 羽織物
② 衣服の素材
で調整するといいですね。
梅雨にオススメの赤ちゃんの羽織物はこちら。
① 通気性が高いので蒸れない
② 吸水性が高いので汗を吸い取る
③ ロンパースとしても、ベストとしても着られるので、長く使える
といった3つの機能を兼ね備えた万能スリーパーです。
・ガーゼで汗を拭き取る
・下着をこまめに換える
などすると、汗による不快感を抑えられ、赤ちゃんが快適に過ごしやすくなります。
赤ちゃんにとって快適な湿度
赤ちゃんにとって快適な湿度は40%から60%といわれています。
また、雨の日には洗濯物を室内に干すご家庭が多いと思います。
室内干しすると、部屋の湿度はどんどん上がってしまいます。
湿度計や除湿器を使って、湿度を40%から60%に調整するようにしましょう。
また、湿度の高い日は除湿機のタンクに水分がたまりやすいです。
朝、昼、夜と時間を決めて、タンクをチェックし、水分をこまめに捨てましょう。
といっても、
赤ちゃんが除湿器を触って倒したらどうしよう…
赤ちゃんが怪我をしたらどうしよう…
と心配になるお母さん、お父さんもいらっしゃると思います。
特に、赤ちゃんがハイハイしたり、歩くようになったりすると、お母さんやお父さんの目が行き届かず、思わぬ事故につながるおそれも。
除湿機を置きたくないご家庭では、エアコンの除湿機能を使うといいですね。
まとめ:室温と湿度を調整して、家族皆で快適に過ごそう!
梅雨に赤ちゃんがよくぐずる理由、快適な室温と湿度を保つポイントとオススメアイテムを紹介しました。
赤ちゃんは体温調整機能が未熟で、汗をかきやすいため、梅雨はよくぐずってしまいます。
上手にお話しできない赤ちゃんは「寒い」、「暑い」といった気持ちを伝えられません。
体調が悪くないのに赤ちゃんがぐずっていたら、まずは室温や湿度をチェックしてみてくださいね。