社会に出ると、必要最低限のマナーとして求められる身だしなみ。
何故、身だしなみが重要視されるのでしょうか。
身だしなみを整える理由と効果、おしゃれとの違いを紹介します。
身だしなみを整える理由
そもそも、身だしなみとはどのような意味でしょうか。
「周囲に不快感を与えない服装、行動」といっても、なかなかピンとこないですよね。
そこで、「周囲に不快感を与える服装、行動」について考えてみましょう。
・シワがいっぱいついた服、汚れた服、破れた服を着ている
・ネックレスやブレスレットなどのアクセサリーをジャラジャラ着けている
・髪がボサボサでまとまっていない
など、清潔感のない見た目が「周囲に不快感を与える服装、行動」だと思っています。
もちろん、相手によって「周囲に不快感を与える服装、行動」は異なります。
でも、清潔感のない見た目は、一緒に行動する相手に悪い印象を与えてしまいます。
身だしなみを整えることは、周囲に不快感を与えないために社会で守りたいマナーの一つです。
身だしなみを整えて得られる効果
「マナー」といわれると、身だしなみを整えるモチベーションが上がらない方もいらっしゃるかもしれません。
身だしなみを整えるメリットを知って、モチベーションを高めましょう。
良好な人間関係を築ける
第一印象は3秒で決まると聞いたことはありませんか?
① 待ち合わせをした時
② 「はじめまして」と言い終わった時
には、第一印象が既に決まっているんです。
①見た目(視覚情報)55%、②声色(聴覚情報)38%③会話の内容7%
で決まるといわれています。
そして、衝撃的な出来事が起こらない限り、第一印象が大きく変わることはありません。
つまり、その印象を覆すような出来事がなければ、第一印象が悪い人は悪いままなんです。
身だしなみの整っていない人に対して、良い第一印象を抱く人はいません。
身だしなみを整え、相手に良い第一印象を抱かせることで、良好な人間関係を築けます。
自分に自信をもてる
今日は出かけたくない。
誰とも会いたくない。
そんな日はありませんか?
やる気が全く出ない日には、櫛で髪をとかない、メイクをしない、パジャマから着替えないかもしれません。
もちろん、そんな日があっても大丈夫。
でも、櫛で髪をとく、メイクをする、パジャマから着替えるなどして、身だしなみを整えると、「今日も一日頑張ろう!」と思えます。
身だしなみを整え、気持ちをネガティブからポジティブに変えることで、自分に自信をもてます。
身だしなみとおしゃれの違い
① 身だしなみを整える理由
② 身だしなみを整えて得られる効果
を知って、「私は毎日おしゃれをしているから大丈夫」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
☑ 身だしなみは周囲を不快にさせないために行うもの。
☑ おしゃれは自分を容姿で表現するために行うもの。
つまり、身だしなみは他人目線、おしゃれは自分目線です。
奇抜なファッション、濃いメイク、香水のつけ過ぎなどのおしゃれは、周囲を不快にさせるケースがほとんど。
身だしなみに注意して、おしゃれを楽しみましょう。
☑ TPOにあった服を着ているか
☑ メイクが濃くないか
など、自分の姿を鏡でよくチェックするといいですね。
まとめ:身だしなみで良好な人間関係と素敵な自分をゲット!
身だしなみを整える理由と効果、おしゃれとの違いを紹介しました。
身だしなみを整えることは、周囲に不快感を与えないために社会で守りたいマナーの一つ。
身だしなみを整えれば、良好な人間関係を築く、自分に自信をもつことができます。
身だしなみを整えることは、周囲にも、自分にも良い効果があるんですね。