洗顔後に行うスキンケア。
朝と夜のスキンケアは同じだと思っていませんか。
朝と夜のスキンケアが違う理由とリラクゼーションが肌にもたらす効果を紹介します。
朝と夜のスキンケアはどう違う?
朝と夜のスキンケアは目的、かけられる時間、使うスキンケアが違います。
目的が違う
朝と夜のスキンケアの違いは、スキンケアの目的の違いにあります。
朝のスキンケアの目的
朝のスキンケアの目的は、
① 寝ている間にかいた汗や付着したほこりを洗い落とす
② 乾燥した肌に潤いを与える
③ 日中の紫外線を予防する
の3つです。
夜のスキンケアの目的
夜のスキンケアの目的は、
① メイクや汚れを洗い落とす
② 日中の紫外線、大気汚染や花粉などのダメージを回復する
の2つです。
朝と夜のスキンケアの目的の違いは、
☑ 肌が受けたダメージの違い
☑ これから肌が受けるダメージの違い
にあるんですね。
かけられる時間が違う
出かける前の朝は着替えやメイクなどに大忙し。
身支度に時間を取られて、スキンケアが適当になりがちです。
もちろん、夜を忙しく過ごす方もいらっしゃると思います。
でも、朝に比べると、夜はゆっくり過ごせるという方が多いのではないでしょうか。
夜は丁寧にスキンケアすることができるんです。
使うスキンケア用品が違う
美容液やパックなどのスペシャルケアをした次の日の朝に、
肌の調子がいいな♪
と感じたことはありませんか?
夜は副交感神経が優位で、肌の新陳代謝が活性化します。
私達の寝ている間に、夜の丁寧なスキンケアが美肌をつくってくれるんです。
夜に丁寧なスキンケアをしていれば、朝の肌は既に十分潤った状態。
朝のスペシャルケアは肌に必要以上に水分を与えます。
そのため、皮脂の分泌量が過剰になり、メイクが崩れる原因になります。
つまり、朝はシンプルなスキンケアが正解なんです。
リラクゼーションが肌にもたらす効果とは?
朝はシンプルなスキンケアが正解だと紹介しました。
とはいえ、朝はシンプルなスキンケアをしたぶん、夜は丁寧にスキンケアをする必要があります。
忙しい朝とは異なり、時間も心のゆとりもある夜。
ゆっくり過ごせる夜のスキンケアには、肌のスペシャルケアはもちろん、心のケアも取り入れましょう。
好きな香りに包まれて、血行を促進する
私達は鼻奥の嗅細胞でニオイを嗅ぎ、脳に信号を送っています。
記憶上や経験上好きだと認識した香りを嗅ぐと、心がリラックスするといわれています。
これは好きな香りだ♪
と脳が判断すると、気持ちが高まり、血行が促進されて、肌にハリとツヤが出ます。
血行を促進した状態でおこなうスキンケアは効果倍増ですね。
好きな音楽を聴いて、肌を鎮静化する
私達の身体の6割を占める水分。
雑音が身体の中の水分に伝わると、心身共に落ち着かず、バランスが崩れやすくなるといわれています。
一方、好きな音楽を聴くと、心身共にリラックスすることができます。
心身のリラックスは肌の鎮静化に繋がり、赤みを伴う炎症やニキビを防止する効果を期待できます。
聴く音楽は好きな音楽でもちろんOK。
ただ、夜聴くなら、心地良さを感じられることも大事。
心地良い音楽は肌や脳にいい刺激を与えてくれます。
・水滴が落ちる音
・森林で耳にするような鳥のさえずり
など、自然あふれる音楽を取り入れるといいですね。
まとめ:好きな香りと音楽でスキンケアの効果を高めよう!
朝と夜のスキンケアが違う理由とリラクゼーションが肌にもたらす効果を紹介しました。
自分の好きなものに囲まれると、脳内ホルモンが分泌されます。
その結果、内側から綺麗になろうとする肌の力を引き出すことができます。
また、鏡を見ながら、自分の肌をチェックできるのもゆっくり過ごせる夜だからこそ。
自分の肌をチェックして気になる場所があれば、その場所にあったスキンケアを取り入れるといいですね。