日々の疲れを癒してくれる温泉。
温泉で疲れを癒しながら、美肌を目指してみませんか。
温泉で美肌効果を得られる理由と正しい入り方、注意点を紹介します。
温泉で美肌効果を得られるのはなぜ？
温泉で美肌効果を得られる理由は大きく2つあります。
血流が良くなる
自宅のお風呂とは異なり、温泉は広くて、身体全体をしっかり浸かることができます。
手足の先まで温められるため、血流が良くなります。
血流が良くなると、
① 新陳代謝が活性化して、老廃物を排出しやすくなる
② 酸素や栄養素が体の隅々まで行き渡るため、美肌効果が得られる
といったメリットがあります。
美肌の有効成分が豊富に含まれている
温泉には、美肌の有効成分が豊富に含まれています。
温泉に含まれる美肌の有効成分を一部紹介します。
単純温泉
単純温泉には、
① 古い角質を落としてくれるアルカリ性単純温泉
② 肌に近いpH値をもつ弱酸性単純温泉
の2種類があります。
どちらも肌に優しい成分で、敏感肌の方も安心です。
硫酸塩泉
余分な皮脂を洗い流しつつ、肌に潤いを与えてくれます。
また、傷跡を早く治したり、痛みを和らげたりする働きがあります。
硫黄泉、硫化水素型
ゆで卵が腐ったようなあのにおいがする成分。
血流を促進する他、
① 腸の働きを活発にする（便秘解消）
② メラニンを分解する（シミ予防、美白効果）
働きがあります。
ナトリウム炭酸水素塩酸
古い角質や毛穴の汚れを除去してくれるため、肌がスベスベになります。
温泉の正しい入り方
温泉で美肌効果を得られるのは、温泉に正しく入ってこそ。
温泉の正しい入り方をみていきましょう。
入浴前に水分補給する
「お風呂に入る前と後に水分補給」と聞いたことはありませんか。
私達が気付かないだけで、入浴中は汗をたくさんかいています。
お風呂よりも長風呂しがちな温泉では、普段以上に汗をかきます。
温泉に浸かっている間に、
① 脱水症状を引き起こさない
② 身体から老廃物をしっかり排出する
ために、入浴前に水分補給をしましょう。
かけ湯をする
かけ湯は入浴に欠かせないマナー。
でも、かけ湯には、身体を温泉の水質や水温に慣らすという目的もあります。
肩からかけ湯をすると、心臓に負担がかかります。
足先から数回に分けて、身体全体にかけ湯しましょう。
半身浴してから肩まで浸かる
温泉に浸かる時には、かけ湯と同じで、身体を温泉に慣らさなければいけません。
まずは半身浴をして、身体が温まったなと感じてから肩まで浸かりましょう。
長風呂するなら休憩を挟む
身体にいい、美肌効果を得られると思うと、できるだけ長く温泉に浸かりたいですよね。
でも、長風呂は身体に負担がかかるため、逆に健康を損なうことも。
5分入浴したら、身体が冷えない程度に休憩しましょう。
入浴と休憩を繰り返すことで、身体が芯から温まり、老廃物を排出しやすくなります。
温泉から上がる時に、シャワーで身体を洗い流す必要があるかどうか。
悩んだことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
温泉の中には、刺激の強い成分が含まれているケースも。
肌が弱いと、炎症を引き起こすおそれがあります。
肌が弱い方はシャワーで洗い流すといいですね。
温泉の注意点
温泉の正しい入り方を確認したところで、注意点もみておきましょう。
入浴後はすぐに保湿する
温泉から上がった後、肌の急速な乾燥を感じたことはありませんか。
温泉には、
・余分な皮脂を洗い流す成分
・毛穴の汚れを除去する成分
などが豊富に含まれています。
これらの成分は美肌の有効成分である一方、肌から油分を必要以上に奪ってしまうことも。
肌の急速な乾燥を感じたら、それは肌から油分が必要以上に奪われているからかもしれません。
温泉から上がり、タオルで身体を拭いた後は、できるだけ早く保湿しましょう。
肌に異常を感じている時は入らない
毎日のように温泉を利用している方は、肌が温泉に慣れているかもしれません。
日焼けや乾燥など、季節によっては、肌が敏感になっていますよね。
肌の調子が悪い、いつもと違うと感じた時には、温泉に浸かるのを控えるようにしましょう。
敏感肌の方は、温泉から上がった後に使用するスキンケア用品に低刺激のものを選ぶといいですね。
まとめ：温泉に正しく入って、美肌を手に入れよう！
温泉で美肌効果を得られる理由と正しい入り方、注意点を紹介しました。
① 温泉に浸かることで血流が良くなる
② 温泉に美肌の有効成分が含まれている
ため、温泉に入るだけでも美肌効果を十分期待できます。
温泉をスキンケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
