明日の準備をしてみたら、ランドセルがパンパンになった。
帰宅したら、ランドセルがパンパンになっていた。
このような経験はありませんか?
もしかしたら、ランドセルの荷物の入れ方を変えるだけで解決するかもしれません。
ランドセルが荷物でパンパンになる理由と荷物の入れ方を紹介します。
ランドセルが荷物でパンパンになる理由
物がたくさん入るはずのランドセル。
なのに、何故、ランドセルが荷物でパンパンになるのでしょうか。
授業のコマ数が多い
小学校低学年の頃は、授業が4コマ、5コマ程度。
でも、中学年、高学年と学年が上がるにつれて、最大6コマになります。
授業のコマ数が増えると、教科書やノートが増えるのは当たり前。
・音楽の授業がある日には、鍵盤ハーモニカやリコーダー
・図工の授業がある日には、作品に必要な材料
を持って行かなければいけないので、荷物が更に増えます。
宿題が毎日出るので、教科書やノートを小学校に置いて帰るわけにはいきません。
授業のコマ数が多くて、ランドセルが荷物でパンパンになるのは仕方がない理由ですね。
水筒を入れている
夏はもちろん、春や秋であっても、暑い時期はあります。
体育の授業中はもちろん、登下校中は汗をかきやすく、水分補給が欠かせません。
折りたたみ傘やカッパのように、水筒はたたむことができないため、どうしてもかさばってしまいます。
ランドセルが水筒でパンパンになるのは仕方がない理由ですね。
雨具を入れている
家を出発する時に雨が降っていたら、傘を持って行きますよね。
・登下校時に雨が降りそうな場合
には、折りたたみ傘やカッパなどの雨具を持って行くことになります。
折りたたみ傘やカッパは重くありませんが、どうしてもかさばってしまいます。
また、使い終わった折りたたみ傘やカッパをたためない子どもも少なくありません。
ちゃんとたたまずにランドセルに入れるため、更にかさばってしまいます。
荷物の入れ方が悪い
ランドセルの正しい使い方を習ったことはありますか?
実は、小学校では、ランドセルの使い方を教えてくれません。
例えば、ランドセルには、ポケットがいくつかありますよね。
でも、そのポケットをどのように使うかは誰も教えてくれないんです。
そのため、ランドセルの一番大きなスペースに、
① 教科書やノート、筆箱、下敷き
② 水筒
③ 折りたたみ傘やカッパ
④ ハンカチやティッシュ
など、荷物を全て入れてしまいます。
荷物の入れ方
紹介したように、ランドセルに入れなければいけない物がたくさんあります。
荷物の量だけ見たら、ランドセルがパンパンになって当たり前だと思うかもしれません。
でも、私達の想像している以上に、ランドセルは大容量。
ポケット(仕切り)を正しく使うことで、ランドセルがパンパンにならずに済みます。
ランドセルの荷物の入れ方を紹介します。
一番大きなスペース
背中に接する一番大きなスペースには、教科書やノート、筆箱、雨具を入れます。
この時、教科書とノートの間に筆箱を入れると、デッドスペースができてもったいないです。
教科書、ノート、筆箱の順に入れることで、使えるスペースが生まれます。
濡れた雨具をランドセルに入れると、教科書やノートが濡れてしまうことも。
教科書やノートに水滴が付かないよう、ビニール袋に入れるといいですね。
真ん中のポケット
ランドセルにもよりますが、おそらく真ん中のポケットは二番目に大きなスペース。
連絡帳やプリントなど、かさばらない物を入れましょう。
ハンカチやティッシュ、マスクなど、衛生用品も真ん中のポケットに入れましょう。
ハンカチやティッシュ、マスクなどの柔らかいものは、教科書やノート、筆箱などの重い物につぶされがち。
教科書やノート、筆箱とは別に入れることで、元の形を保てます。
チャック付きのポケット
背中から一番遠いポケットには、チャックが付いています。
チャック付きのポケットには、落とすと困る物を入れましょう。
最近では、子どもに鍵を持たせるお母さん、お父さんも減っているかと思います。
ただ、やむを得ず、鍵を持たせる日もあるかもしれません。
もし、子どもに鍵を持たせるなら、チャック付きのポケットに鍵を入れるといいですね。
学校帰りに公共交通機関を使って習い事に行く場合、お金やICカードを子どもに持たせますよね。
お金やICカードは盗った盗られたのトラブルの元です。
チャック付きのポケットに入れて、お友達の手に触れないようにしましょう。
まとめ:ランドセルのポケットを使えば、パンパンにならない!
ランドセルが荷物でパンパンになる理由と荷物の入れ方を紹介しました。
① 授業のコマ数が多い
② 水筒を入れている
③ 雨具を入れている
④ 荷物の入れ方が悪い
などの理由で、ランドセルは荷物でパンパンになりがち。
でも、ポケット(仕切り)をうまく使えば、ランドセルに意外と入るものです。
ランドセルが荷物でパンパンになっていたら、荷物の入れ方を見直してみましょう。