日本人の7割以上が眼鏡やコンタクトレンズを使って視力矯正をしているといわれています。
実は、江戸幕府初代将軍・徳川家康も眼鏡を使っていました。
徳川家康が使っていた眼鏡の種類、眼鏡をかけていた理由を紹介します。
徳川家康が使っていた眼鏡の種類
視力矯正目的だけでなく、オシャレ目的としても人気の高い眼鏡。
・顔の輪郭や肌の色、髪型から、似合う眼鏡のフレームを選ぶ
・ファッションによって、眼鏡をかけ替える
などして、オシャレを楽しむ人が増えていますよね。
最近では、オーバルやボストン、ラウンド、スクエア、ウェリントンといった種類のフレームが定番。
では、戦国時代を生きた徳川家康はどのような眼鏡を使っていたのでしょうか。
徳川家康が使っていた眼鏡のフレームは、現在でいうラウンド。
コンパスで描いたような綺麗な円です。
眼鏡は13世紀後半にイタリアで発明され、徳川家康の使用した眼鏡はいわゆる初期のものでした。
初期のメガネは耳にかけるテンプル(ツル)がなく、手に持って使います。
つまり、徳川家康はラウンドフレームの眼鏡を片手に持ち、鼻に乗せて使っていたんですね。
スペイン人のキリスト教宣教師であるフランシスコ・ザビエルが周防国の大内義隆に眼鏡を贈りました。数年後、同じく宣教師であるフランシスコ・ガブラルは眼鏡をかけて、織田信長に謁見しました。
こうして、戦国武将の間で、眼鏡は徐々に普及していきました。
ちなみに、徳川家康の使っていたラウンドは逆三角形の輪郭にピッタリ。
丸顔であれば顔の丸みが、四角ベース型の顔であれば顔の四角が強調されてしまいます。
肖像画を見る限り、徳川家康は丸顔。
徳川家康の眼鏡姿はよりふくやかな印象を与えたのではないでしょうか。
徳川家康が眼鏡をかけていた理由
粗食を心がけ、水泳や鷹狩に励み、健康に気を遣っていた徳川家康。
健康オタクの徳川家康も晩年は老眼になり、眼鏡を使っていました。
これは言い換えれば、晩年を迎えるまで、徳川家康は視力が良かったということ。
徳川家康の視力の良さには、趣味である読書が大きく関係しています。
私達は目と脳を使って物を見ています。
ピントが合わない時には、脳を使って補正しています。
筆と墨を使って書かれたかすれた文字を読んでいた徳川家康は、脳を使って補正することに慣れていたんです。
晩年の徳川家康は一万冊を超える蔵書を所有していたといわれています。
老眼には勝てませんでしたが、老眼になるまで、視力を保つことができたのは本のおかげだったんですね。
まとめ:徳川家康はメガネ男子だった!
徳川家康が使っていた眼鏡の種類、眼鏡をかけていた理由を紹介しました。
徳川家康はラウンドフレームの眼鏡を片手に持って、鼻に乗せて使っていました。
眼鏡を耳にかけて使っている私達は、
眼鏡を手に持ったまま使うなんて不便なのでは?
と思いますが、老眼だった徳川家康は常に眼鏡を使っていたわけではありません。
徳川家康が晩年まで視力を保つことができたのは、読書によって脳を鍛えていたから。
目に負担のかからない明るい部屋で、読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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