「どうする家康」のガイドブックを購入するメリット、デメリット

2023年1月8日(日)午後8時から、大河ドラマ「どうする家康」が始まりましたね。

前作「鎌倉殿の13人」の最終回に、松本潤さん演じる徳川家康が登場したこともあって、「どうする家康」の放送が待ち遠しかった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

どうする家康」を100倍楽しむためのガイドブック、ガイドブックを購入するメリットデメリットを紹介します。

スポンサーリンク

「どうする家康」を100倍楽しむためのガイドブック

2023年1月現在、「どうする家康」のガイドブックは3冊発売されています。

①「どうする家康 前編」(NHK大河ドラマガイド)


②「大河ドラマ どうする家康×TVガイド 徳川家康HISTORY BOOK」(TVガイドMOOK)」


③「大河ドラマ どうする家康 徳川家康とその時代」(TJMOOK)


徳川家康に関する記事、また、こちらの記事を書いていることもあって、もちろん、私はガイドブックを持っています。

3冊を何度も読み比べましたが、どれも、
・登場人物
・相関図
・出演者や制作者のインタビュー
・あらすじ
などが掲載されていて、大きな差はありません。

差を強いて言うなら、ページ数と価格。
①「どうする家康 前編」(NHK大河ドラマガイド)は208ページで1320円
②「大河ドラマ どうする家康×TVガイド 徳川家康HISTORY BOOK」(TVガイドMOOK)」は129ページで1320円
③「大河ドラマ どうする家康 徳川家康とその時代」(TJMOOK)は128ページで1210円
です。

ちなみに、私のお気に入りは②「大河ドラマ どうする家康×TVガイド 徳川家康HISTORY BOOK」(TVガイドMOOK)」です。


NHKドラマに登場したさまざまな徳川家康が取り上げられています。

「どうする家康」で松本潤さんが演じた徳川家康はもちろん、
・「黄金の日々」で児玉清さんが演じた徳川家康
・「功名が辻」で西田敏行さんが演じた徳川家康
から
・「真田丸」で内野聖陽さんが演じた徳川家康
・「麒麟がくる」で風間俊介さんが演じた徳川家康
まで、昭和、平成、令和の三時代に描かれた徳川家康を網羅。

過去の大河ドラマを振り返ったり、「どうする家康」では見られない徳川家康の一面を見たりしたい方にオススメの一冊です。

ガイドブックを購入するメリット、デメリット

「ガイドブックに興味はあるけど、立ち読みすればいいかな」という方に知っていただきたいのが、ガイドブックを購入するメリットとデメリットです。

坊っちゃん
坊っちゃん

デメリットも紹介してしまうんですね。

ガイドブックを購入するメリット

まずは、ガイドブックを購入するメリットをみていきましょう。

登場人物が分かる

戦国時代を描いたドラマでは、兜や鎧などの防具が欠かせませんよね。
また、多くの武将が髷(まげ)を結えるよう、髪を伸ばしています。

時代を忠実に表現するためには必要な演出ですが、兜や長髪で顔の見えなくなるのが難点。

おゆう
おゆう

「どうする家康」では、泥まみれになった三河勢が登場して、誰が誰だか判りませんでした(笑)

普段は見慣れている俳優さんでも、防具を装着したり、髪型が変わっていたりすると、「この人は誰?」と思うもの。
「顔がよく見えない!」と困ったり、「この人は誰?」と考えたりしているうちに、話が進んでしまいます。

また、戦国時代には、幼名や通称、官職を用いて呼ぶことが多く、私達が教科書で学ぶ人物名で呼ばれることはありません。

例えば、「どうする家康」では、今川義元は「太守(様)」と呼ばれていました。
「義元様」と呼ばれていなかったのは、当時、諱(いみな)で呼ぶことは失礼にあたるとされていたからです。

「『次郎三郎(徳川家康の通称)』って誰?」、「小平太(榊原康政の通称)って誰?」と考えているうちに、あっという間に取り残されてしまいます。

そんな時に活躍するのが、ガイドブックの登場人物のページ。

顔がよく見えなくても、幼名や通称、官職で呼ばれていても、登場人物と演じる俳優が頭の中で一致していれば、体格や声で判別することができます。

大河ドラマを見る前に、登場人物のページを読んだり、登場人物のページを開いて大河ドラマを見たりするのがオススメです。

相関図が分かる

子どもに名前を付ける時に、「自分の名前から一文字贈るのはどうかなぁ」と考えたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

戦国時代には、通字(とおりじ)といって、先祖から代々に渡って名前に用いられる字がありました。

例えば、徳川家康の長男は松平信康といいます。
徳川家康は松平元信、松平元康と名乗っていた時期があります。

自分の名前から子どもに一文字贈るのは素敵な話ですが、視聴者にとって、名前が似ている登場人物は正直ややこしい。
二人に繋がりがあることは分かっても、親子なのか、兄弟なのか、どちらが父親なのか、どちらが兄なのかと悩んでしまいますよね。

また、戦国時代の男性には、正室の他に複数の側室がいて当たり前。
誰が誰の奥さんだったか、混乱してしまうこともしばしば。

相関図を見れば、登場人物の関係性が一目で分かります。

あらすじが分かる

大河ドラマは全てが史実に基づいて描かれているわけではありません。
言い方が難しいですが、視聴者が興味をもちやすいよう、視聴者が長く続けてみてくれるよう、脚本が書かれています。

おゆう
おゆう

つまり、私達が教科書で習ったとおりに、ストーリーが進むとは限らないんです。

あらすじを読めば、どれぐらいのスピードで、どういったストーリーが展開されるのかを知ることができます。

オススメの観光スポットが分かる

大河ドラマでは、次回予告が終わった後に、その回に登場した人物や活躍した人物のゆかりの地を紹介しますよね。
ガイドブックでは、大河ドラマの主人公のゆかりの地を紹介しています。

大河ドラマとガイドブックで紹介されるゆかりの地に足を運べば、ドラマの世界に入り込んだような、戦国時代を生きているような気分を味わえるかもしれませんね。

ガイドブックを購入するデメリット

続いて、ガイドブックを購入するデメリットをみていきましょう。

価格が高い

ガイドブックを買おうと思っても、ガイドブックの裏表紙を見てためらう方が多いのではないでしょうか。

おゆう
おゆう

予想していたよりも、値段が高いです。

カラーページが多く、また、しっかりした紙を使っている(紙質がいい)ので仕方がないんですが、1000円以上するんですよね。

「どうする家康」のガイドブックは前編、後編に分かれているので、どちらも購入すると、出費は2500円程度。

大河ドラマは一年を通じて放送されます。
「2500円で一年間楽しめるなら安い!」と思うか、「2500円も払いたくない!」と思うかですね。

放送が終わったら価値が下がる

「どうする家康」を含む大河ドラマだけでなく、どのテレビ番組、どの映画にもあてはまることですが、「どうする家康」が終わった後に読むかどうかです。

おゆう
おゆう

小説とは異なり、放送が終わったら、ガイドブックの価値はぐんと下がります。

といっても、「松本潤さんが好き!」など、好きな俳優さんが出演している方にとっては、ガイドブックがファンブックになります。
また、さまざまな観点から徳川家康について知りたい方にとっては、参考書になります。
ガイドブックを集めている方にとっては、コレクションになります。

紹介したように、放送が終わったら、ガイドブックの価値はぐんと下がりますが、それは一般論。
プレミアがついて、高い価格で取り引きされるケースもあるので、一概にデメリットとは言えないかもしれませんね。

まとめ

どうする家康」を100倍楽しむためのガイドブック、ガイドブックを購入するメリットデメリットを紹介しました。

ガイドブックを購入しなくても、「どうする家康」を楽しむことはできます。
でも、ガイドブックで登場人物や相関図、あらすじなどを把握しておくことで、ストーリーに集中でき、ドラマの楽しさが増します。

ガイドブックを購入しようかどうか悩んでいる方は、是非、前向きに購入を検討してみてください。

大河ドラマ「どうする家康」をもっと楽しむなら、こちらのガイドブックがオススメです。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しているので、もし良ければクリックで応援をお願いします!
にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ

タイトルとURLをコピーしました